About us
「人口1000人の、小さな村から。」 熊本県の茶どころで知られる、球磨地方。その北部にある五木村は、標高1000m級の山々に囲まれた、九州でもっとも人口密度の低い、1000人の村です。 かつて村の人々は、山でのしごとのかたわら斜面の一部を焼畑にし、お茶を育てて暮らしていました。そして今、村で唯一の茶農家である私たち松井製茶は、栽培から製茶、販売まで一貫し、家族で営んでいます。 急勾配の茶畑は大量生産には不向きです。その分人の手をじっくりかけて、さまざまな品種を少しずつ栽培しています。穏やかな飲み口と、山の気吹(いぶき)を感じさせる後味は、飲む人に澄みわたる時間をもたらしてくれます。また、農薬や化学肥料を使わないため、安心してお飲みいただけます。 五木茶は市場に出回ることはほぼなく、直販による流通が9割以上です。五木茶を通じて、村の自然がもたらす豊かな時間と体験を届けていくことが、私たちの役割だと考えています。